トライアル様 新店舗(千葉)を訪問して

九州に本拠地をおかれるトライアル様の新店舗が千葉市に、スーパーセンタートライアル長沼店として開店(千葉市稲毛区長沼町)された。お伺いするのが遅れ、また投稿することも遅れてしまい今になってしまいました。トライアル様に関しては、昨年アイランドシティ(福岡県福岡市東区香椎)にて弊社マーケティング研究会を開催させていただきました。その時のことを思い浮かべながら、今回店舗を訪問してきました。

まず駐車場の広さに驚きます。福岡の店舗同様にお買い物のされ方がまとめ買いであり、場所的にも車での来店が前提であることもあるのでしょう。店舗に入ります。入店前にカードの発行登録場所があります。福岡より広いです。自分は福岡で作ったトライアルカードに残額があり、そのまま店内に入りました。もちろんこのカードを持っていなくともお買い物は可能です。

そして、入り口にはカメラを利用していることが明示されています。
当然レジカートを使います。アイランドシティーではこのレジカート利用者と使わない方では25%程度の1バスケットあたりのお買い上げ額が異なると
うかがったことを思い出します。
いざ買い物です。入ってすぐに野菜果物。手に取りバーコードをレジカートのリーダーで読ませます。その直後にリコメンドする商品がディスプレイに表示されます。ふにおちるものが8割くらいではありますが気になります。

ふと通路の上を見るとカメラがたくさんあります。アイランドシティーよリモ多いように見えます。公表されている数字では700台に対して2850台となっていますから、かなりの差ですね。合わせて気づいたのが蛍光灯の色です。アイランドシティーでAIカメラの展開のネックの一つが照明の色の差とのことでした。例えば魚の鮮度をカメラでチェックする時に、傾向との色で判断が異なると言われていました。おそらく、最も適切な色がこの色なんだろうと
思いました。ますます進化しているように感じます


どんどん買い物をしていきます。リコメンデーションされる商品のかにはバンドルミックスマッチのようなものもあります。

惣菜も購入。決して種類が多いわけはないですが家族で食するのは十分かなと思います。そしてPBのビール。3種類くらいの味の特徴がありそうです
6本パックのバーコードを読ませると。即の種類のビールや、ウイスキーなどもリコメンドされます。

衣料品などは今回は購入をしていませんが、かなり商品が豊富になっています。

決済に向かいます。決済手段は有人レジ、セルフレジ、無人レジの3種類です。興味深いのは有人レジと無人れじには列があるのですがセルフレジは
人がいませんでした。30分ほど拝見していたのですが、ご利用者はいらっしゃいませんでした。存在がわからないということもあるのでしょうか。
無人レジに向かいます。仕組みはアイランドシティーと同じようです。レーンに着くと販売担当の方がバーコードで1商品を読ませ、前にお客はカートを押して進みます。そこで待っていると、レシートがスルスル出てきて終わりまです。余談ですがレジ袋は、他の商品と同じカートのディスプレイから数量を入力して購入します。

今回の訪問で店ラベルが電子ラベルでなかったことが、おどろきの一つでした。理由はぜひ伺いたいと思います。アイランドシティーでも感じたのですが
社員の方に、すごく浸透していることです。DXの肝の部分をしっかりと対応されているなと思いました。
公表されている内容ではサントリー様や日本ハム様とのコラボを強くも推進され、新商品開発にも役立てるところまでされているようです。
今後の小売業のあり方の一つであることは、間違いないとあらためて感じた次第です。

 

注釈 写真は店舗にてご許可くださった場で撮影したものです